ゴルフの観戦マナーで気をつけること カメラや動画撮影はNG?

トーナメント会場でプロのラウンドを生で見ることはあなたのゴルフのスキルアップにも繋がります。

しかし、ゴルフのトーナメント観戦はプレーする選手との距離が近いということもあり、少し厳しい観戦マナーがあることをご存知でしたか?

ゴルフのトーナメン観戦に初めて行くという方も、何回か観戦したことがあるという方も、ゴルフのトーナメント観戦のマナーを再確認してから観戦に向かいましょう!

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ゴルフトーナメントの観戦マナー

こんにちは!GACライターのBUNTAです!

他人がショットをする時には動いたり、物音を立ててはいけないというのはゴルフの基本的なマナーですよね。これはプロのゴルフトーナメントでも同じことです。選手がショットを打つときに物音を立てることはプレーの妨げとなります。

ゴルフの観戦のマナーの基本は、『選手の妨げにならない』ということ。

もちろん、終始静かに観戦しなければいけないというわけではありません。選手のスーパープレーには大きな拍手と声援を送ってあげましょう!

トーナメント観戦に行く前に、観戦時の服装のマナーについてはこちら!

ゴルフの観戦マナーで気をつけること

ゴルフトーナメント観戦で気をつけるべき主なポイントは以下の項目が挙げられます。

  • スマートフォンや携帯電話はマナーモードもしくは電源はOFF
  • 選手のプレー中は大きな物音や話し声には要注意
  • 指定の箇所以外のロープの内側を横切らない
  • プレー中の選手には話しかけたりサインは求めない

スマートフォンや携帯電話はマナーモードもしくは電源はOFF

スマートフォンや携帯電話は突然の着信など選手のプレーの妨げになる音を発する場合があります。コース内ではできれば電源はOFFの状態にしておきましょう。

選手のプレー中は大きな物音や話し声には要注意

選手のプレー中は大きな声で会話したり、選手がアドレスに入ったら動いて選手の視界に入らないようにその場で立ち止まるようにしてプレーの妨げにならないようにしましょう。

よく見掛けるのが、お目当の選手が他の選手よりも先にホールアウトしたからと他の選手のホールアウトを待たずに次のホールに歩き出してしまうギャラリーの方がいます。ですが、ギャラリーの移動は他の選手の視界に入るのでプレーの妨げになってしまいます。最後の選手がカップインするまでなるべく移動はしないように注意しましょう。

また、プレーをしているのは自分の付いている組の選手だけではありません。付いている組の選手が打ち終わったからと大声で会話し始めてしまう方がいますが、隣のホールでティショットしようとしている選手がいる場合はその選手が打ち終わるまで会話や移動は控えるようにしましょう。

指定の箇所以外のロープの内側を横切らない

コース内は、選手のプレーするエリアとギャラリーの歩くエリアが白いロープで区切られています。時々、反対側に行くのに横断エリアまで行かずにロープ内を潜ってコースを横切ろうとするギャラリーの方がいますが、これはマナー違反です。

絶対に指定の箇所以外でロープ潜りコース内を横切らないように気をつけましょう。

プレー中の選手には話しかけたりサインは求めない

選手のファンサービスでプレー中にホールとホールの間でサインをしたりハイタッチをしたりする姿を見かけますが、基本的にはこれもNG行為。完全に選手の好意でのサービスです。

もちろん声援はいくら掛けても良いのですが、ギャラリーの話し掛けに選手が答えたその会話がアドバイスとみなされてしまい、選手にペナルティが課せられるケースもあります。

さらに、過去にはギャラリーが選手にハイタッチなどを要求してそれに応じた選手が脱臼してそのまま棄権となったケースもあるのでプレー中の選手に無闇に話しかけたり、触れたりしようとしないようにしましょう。

サインはプレー終了後、スコアカードを提出した後にチャリティエリアなどでサイン会が開かれたり、クラブハウスへ戻るタイミングでならばサインに応じてくれる選手も多いのでそのタイミングでサインを求めるようにしましょう!

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ゴルフ観戦ではカメラや動画撮影はNG

ゴルフ観戦ではスマートフォンや携帯電話はマナーモードもしくは電源はOFFというのがマナーですが、最も気をつけなければいけないことは『コース内でのカメラや動画撮影はNGです。

話題の選手や応援する選手の勇姿をカメラや動画に収めたいという気持ちはわかりますが、選手のプレー中はカメラや動画撮影は禁止です。コース内では必ずマナーモード、もしくはスマートフォンや携帯電話の電源はOFFにしておきましょう。

【特設記事】ZOZOチャンピオンシップでの動画写真撮影について▽

男子ツアーでは一部エリアのみ撮影可能

ただし、男子のツアーに限っては2018年より、一部エリアでのみ写真撮影が可能となりました。

主に練習グリーンや練習場付近、ギャラリープラザ内などプレーの妨げにならないエリアに限り選手を撮影してもいいことになりました。これらのエリアには撮影可能なエリアである看板などが立てられているのでマナー違反にならないエリアであることを確認して写真撮影をしましょう!

女子のトーナメントは全面禁止

ちなみに女子のトーナメントにおいては、写真動画撮影は全面禁止です。大会期間中は、一部大会本部が許可するメディア以外の写真動画撮影は禁止、大会期間中の全出場選手の肖像権はLPGA(日本女子ゴルフ協会)に属するものとされているのでくれぐれもマナー違反にならないように注意しましょう。

ただ、男子の試合にしても女子の試合にしてもトーナメントによっては選手とのチャリティ撮影会が開かれていることもあります。また、練習日に限り撮影可能なエリアが本戦期間中よりも比較的緩やかな場合があるので、大会の観戦要項や日程表を確認して見ましょう!

選手のプレーの妨げにならないように

いかがでしたか?

ゴルフは他のスポーツ観戦とは違う点は、選手がショットを打つときは選手の集中の邪魔にならないように観戦するのがマナーです。もちろん、良いプレーをした選手に贈る拍手や歓声は大歓声で称えてあげることも楽しみ方の一つです。

ゴルフのトーナメント観戦ではこんな珍事も起きています。人気のプロのボールがギャラリーの歩くロープの外側に飛んでしまい、それを見つけたファンがそのボールに気づき持ち帰ってしまったという事件も過去には起きています。

もちろんゴルフのルールをあまり知らない方も一時のブームで観戦に来て拾ってはいけないものだと知らずに興奮のあまり持ち帰ってしまったのかもしれませんが、これではせっかく応援するために来た選手のプレーの妨げになってしまします。

選手に迷惑の掛かりそうなことはなるべく避けて、マナーを守って観戦することを心がけましょう!

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