現在プロゴルファーとして活躍している選手のほとんどが、小・中学生のジュニア時代からゴルフを始めて毎日厳しい練習を積んでプロデビューを果たしています。

全英女子オープンで優勝した渋野日向子や世界で活躍する松山英樹、アマチュア時代にプロ優勝し、プロとしても輝かしい活躍を残している石川遼や宮里藍も、もちろんジュニア時代からゴルフを始めています。

では、そんな子供をプロゴルファーにするためにかかるお金の費用はどのくらいかかるのでしょうか?今回は、そんなちょっぴりセンシティブなゴルファーの事情についてお話させていただきます。

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子供をプロゴルファーにしたいというのは現実的であるか

GACライターのBUNTAです。

渋野日向子の42年ぶりの全英女子オープンでの優勝で世間からのゴルフの関心が高まっていることは嬉しい限りですね。

そんな明るいニュースの最中、「自分の子供もプロゴルファーになったら…!」と我が子にも期待を寄せる親御さんも少なくないのではないでしょうか?

でも、ゴルフはお金がかかるスポーツと言われています。一般の家庭で子供を彼女たちのような一流の選手に育てようと思ったら相当の苦労を覚悟しなければいけません。

実際にプロゴルファーとして活躍する友人の話では、「一般の家庭ではまず無理!」というのが開口一番の回答。やはりゴルフはお金のかかるスポーツなのですね。

では実際に、自分の子供に一からゴルフを始めさせて一流のプロゴルファーに育てるにはくらいのお金がかかるのでしょうか?

子供をプロゴルファーにするのにかかるお金は?

ゴルフデビューからプロデビューまでの出費は5、6千万は当たり前

子供を一流のプロゴルファーにする費用はもちろん家庭方針や高校大学の進学によって異なります。例えば、女子プロに多い10歳頃からゴルフを始めさせて18歳でプロデビューさせるのにかかる費用は少なく見積もっても5,000万円〜6,000万円と言われています。これが男子ともなると大学卒業後にプロデビューが一般的なので7,400万円〜8,000万円以上の出費が普通なのだとか。

金額に大きな振れ幅があるのは上手な子ほど多くの試合を経験するからということもあります。年間に換算して10試合〜15試合の遠征費や宿泊費、さらには普段の毎日の練習やコースでのプレー代、クラブなどの用具代と挙げれば気の遠くなるような出費です。

しかし、忘れてはいけないのがこれは“プロゴルファーにするために掛かる費用”で、さらにそこに生活費も加わります。これが、実際にプロゴルファーの友人が開口一番で”一般の家庭には絶対に無理”と語る理由でしょう。

プロになるのもお金がかかる

プロになるためのテストにもお金がかかるのがプロゴルファーへの道。国内男子ゴルフツアーに出場するためのQT(クォリファイングトーナメント)に出場するだけでも多額のエントリーフィーや出場経費が掛かります。

4段階あるQTのファーストからファイナルまで勝ち進んで掛かる金額の目安が、エントリーフィーがファースト、セカンド合わせて21万円、そこに出場経費が重なります。つまりプロのトーナメントに出場する権利を得るためだけでも合計で50万円以上の経費が掛かります。

ファーストQT(54ホール)エントリーフィー10万8000円 出場経費 約5万円

セカンドQT(72ホール)エントリーフィー21万6000円 出場経費 約10万円
(ファーストQT通過者は10万8000円)

サードQT(72ホール) エントリーフィー21万6000円 出場経費 約10万円
(セカンドQT通過者は免除)

ファイナルQT(108ホール)エントリーフィー21万6000円 出場経費 約15万円
(サードQT通過者は免除)

引用元:http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=9985

女子の場合、LPGAに所属(プロテスト合格により得られるプロ資格)しているかによりエントリーフィが変化しますが、非会員ならばエントリーフィだけでファーストからファイナルまで勝ち進むと30万円掛かります。

そのほか、プロテストを受けるとなると、合格までに掛かる費用は合計で100万円掛かると言われているので、プロゴルファーになるためのステップだけでも、トントン拍子に行って150万円以上の出費です。

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プロデビューしてからも稼げない時期が続く可能性も

アマチュア時代にプロの試合に優勝し、その才華に恵まれて華華しいプロデビューを遂げるプロは一握りの中の一握り。ほとんどの選手は厳しいプロテストや下部ツアーを戦い抜き晴れて晴れの舞台レギュラーツアーに参戦が叶う選手が一般的です。

ゴルフはプロになれば安泰というスポーツではありません。下部ツアーに出場する選手の中にはプロになってもスポンサーのいない、いわゆる所属先のない”フリーの選手”も多くいます。

フリーの選手となると、試合の出場費用や遠征費は自費となるので、自分の働いて稼いだお金や親からの支援で試合をこなさなければいけません。

例えば、チャレンジと呼ばれる下部ツアーに出場するだけでも1試合約15万円の出費と言われています。これが、年間約15試合あるので、試合出場に掛かるお金だけでも年間約225万円、ここからさらに普段の練習代やトレーニング代、ケア代がアマチュア時代以上に重なります。

特にゴルフは予選落ちすると賞金は0円。まともに稼げない選手はその全てを自腹を切って活動しなければいけないのです。

未来への投資でもある

子供をプロゴルファーに育てるというのは茨の道ですが暗い話題ばかりではありません。日本のプロでも年収が2,000万円以上※1の選手は300人以上いると言われています。※1 スポンサー契約料を含めた年収

さらにもし、子供がプロになり、ツアーで優勝すれば1,000万円から中には4,000万円以上の優勝賞金、さらには海外ツアーだと1億〜2億円と、場合によってはサラリーマンの生涯年収を一回の優勝で稼ぐことも可能です。

しかしながら子供をプロゴルファーにするということは、子供を医者にするほどの投資と同じ額と言われています。もちろん自身の子供が世界のトッププロともなれば年間数十億稼ぐ金の卵という可能性からプロゴルファーに育てる資金力と我が子に一流プロになる才能を感じるのなら追いかけても良い夢なのかもしれませんね。

子供のなりたいという意志が一番大事

ゴルファーなら子供をプロゴルファーにしたい!と思うのは当然でしょう。

忘れてはいけないのがゴルフをしたいという子供の意志です。中には子供のプロゴルファーの夢のためにニュージーランドに移住したという家族もいるほどですが、よく聞くお話が「お父さんが好きだから無理やり…」という“やらされてる子供”もいるようです。

もちろんゴルフが好きでという子供も多く、私自身、最初のきっかけはゴルフ好きの父親の影響だったのですが、時代はタイガー・ウッズの黄金期。自分の姿をタイガー・ウッズによく重ねて夢見たものです。

子供の夢を上手に汲み取ってあげるのも親の役目なのではないでしょうか?



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