ゴルフでグリーン狙いは何ヤードから?狙う距離の目安や狙い方!

一流のプロゴルファーともなると、調子が良ければロングアイアンですらその精度はウェッジ並みとも言われています。

ですが、アマチュアのゴルファーが同じようにロングアイアンでピンデッドに狙えるかといったらそうはいきません。むしろ無謀なプレーは逆に大怪我のリスクの方が高まりますよね。

では、アマチュアゴルファーがグリーンを狙うにはどのくらいの距離からグリーン狙いが正解なのでしょうか?

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ゴルフでグリーン狙いは何ヤードから狙うのが正解?

GACライターのBUNTAです!

ゴルフの上達のためには必ずコースマネジメントの壁が立ちはだかります。

コースマネジメントの中でも、アベレージゴルファーに最も意識してほしいのが何ヤード以下からグリーンを狙うのか?ということを決めてプレーすることです。

多くのアベレージゴルファーは「グリーンまでの残り距離が持っているクラブの中で届く=グリーンを狙う」というコースマネジメントをしてしまいますが、これは絶対にやってはいけないマネジメントなのです。

届く距離全てでグリーン狙いは大事故に繋がってしまうかもしれません。

グリーンを狙うクラブとグリーン近くまで運ぶクラブを分けて考える

グリーンを狙うという考えは人によって様々です。しかし、アベレージゴルファーが覚えておいてほしい考え方はロングアイアン以降のクラブではグリーンは狙わないという考え方です。

一般的なクラブセッティングでロングアイアン以降とは6番アイアン以上の5番、4番、3番アイアン、さらにウッド類もこれに当てはまります。

ロングアイアンやウッドは飛距離は出ますがそのぶんラン(転がり)も出ます。つまり、ロングアイアンではグリーンを狙えたとしてもグリーン上に止めることが難しいのです。そう、ロングアイアン以降のクラブの飛距離とは転がりも含めた距離だということを忘れてはいけないのです。

つまり、ロングアイアン以降のクラブで直接グリーンに乗せて止めるのは上級者以上の実力でなければ厳しいということです。

このことから、 グリーンまでの残り距離はミドルアイアン以下の6番アイアンよりも短いクラブだった場合はグリーンを狙ってもいいというのがアマチュアゴルファーにオススメの考え方です。ちなみに、あくまでもグリーンを狙うのは距離ではなく番手で考えることが大切なのです。

それ以降のクラブでは基本的にはグリーン近くまで運ぶクラブという使い分けをすることがアマチュアゴルファーが長い残り距離のセカンドショットからスコアを崩さないマネジメントです。

もっと長い距離からグリーンを狙いたいという人はユーティリティという選択肢も

グリーンを狙える距離はその人のクラブセッティングによってもその距離は前後すると言えます。

例えば、クラブセッティングにロングアイアンを入れている人と、ロングアイアンの代わりにUT(ユーティリティー)を入れている人とではその距離は大きく異なります。

もしくはロングアイアンの距離でもグリーンを狙いたいという人はUT(ユーティリティ)をクラブセッティングに入れるという手段がオススメです。

ロングアイアンは上級者向けで難しいと言われています。なので、その代わりにUTを入れている人も多いでしょう。UTはアイアンに比べ球も上がるし転がりも少ないクラブで、さらにアイアンに比べてミスヒットも出づらい万能型のクラブなんです。

UTならば状況によってはグリーンを狙うということも可能なのです。


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ゴルフでグリーンを狙う距離の目安やグリーンの狙い方は?

まず、グリーンを狙うのとピンを狙うのでは大きく異なります。

グリーンを狙うのでは、縦距離と左右の幅が約30ヤード前後の的になりますが、ピンを狙うのではピンの位置によっては縦距離と左右の幅のどこかが最小で2.5ヤード(ルール上グリーンエッジから1ピンよりも近い距離にカップは切れないため)ほどとなります。つまり、グリーンを外すリスクが大きくなるのです。

グリーンはセンター狙いが基本

グリーンを狙う場合、グリーン上で最も広い狙い目になるのがグリーンセンターです。グリーンセンターは縦距離と左右のショットのブレがどのホールにおいても最もミスになりにくい位置なのです。

さらに、グリーンセンターを狙うということはグリーンのどこにピンを切られていても常にピンから遠ざからない位置なのです。

つまりこの狙いはグリーンを狙う上で最もミスになりにくい位置でもあるということです。

ピンを狙うのは線上に障害物のない場合だけ

しかし、全てのショットでグリーンのセンターを狙わなければいけないわけではありません。

ショットとピンを結ぶ線上に障害物がない場合はピンを狙ってもOKな場合があります。

例えば、ショットを打つ線上のグリーン手前にバンカーや奥に池がない場合はピンを狙っていい場合があります。

ただし、ピンを狙うのはウェッジの距離の場合や100ヤード以内である場合と決めておいて方がいいでしょう。

6番や7番アイアンではウェッジに比べてミスショット時の縦距離や左右のブレが大きくなります。なのでショットの線上にバンカーや池などのハザードがない場合でもグリーンセンターを狙うのが得策です。

100ヤード以内やウェッジの距離のショットならばミスショットでもそこまで大きなミスにはなりません。

さらにピンを狙う時に必ず忘れてはいけないのが、ピンはデッドに狙わずピンからグリーン面の広い方に円を描いた範囲を狙うということです。

その範囲がピンを狙う上で最も怪我の少ない狙い目となります。

グリーンを狙う距離とグリーンやピンの狙い方まとめ

最後にグリーンを狙う距離とグリーンやピンの狙い方のまとめです。

グリーンを狙う距離は、

  • ミドルアイアン以下(6番アイアン以下)はグリーン狙い
  • ロングアイアン以上(5番以上)のクラブはグリーンの近くまで運ぶクラブ
  • より長い距離でグリーンを狙いたい場合はUTを入れる

グリーンやピンの狙い方は、

  • 基本的にグリーンはセンター狙い
  • ピンを狙う場合はショットの線上に障害物(バンカーや池)がないとき
  • ピンを狙うのは100ヤード以内やウェッジなどミスショットのブレが少ない距離やクラブ
  • ピンを狙う場合はピンに対してグリーンの広い面に円を描いて狙う

これらのことを徹底することがスコアアップの望めるコースマネジメントと言えます。

ショットの技術は練習すれば向上しますが、コースマネジメントは意識して続けなければ向上しません。さらに、スコアアップにはコースマネジメントは欠かせないゴルフ脳と言えます。

ぜひ今回のマネジメントを参考にあなたのスコアアップに繋げてみてくださいね!



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