ゴルフの打ちっ放しデートが若者を中心に密かなブームとなっていますね。
ナイスショットを見せて彼女にかっこいい姿を見せるチャンス!
でも、ちょっと待ってください!カップルでゴルフを楽しむなら教えるのも上手じゃないと頼りない感じがしてしまい逆に大失敗デートになってしまう危険も…!?
そこで今回は、ゴルフデートで彼女にゴルフを教える教え方のポイントについてお話しさせていただきますね!
彼女にゴルフを教える前に気をつけたいことは?
こんにちは!BUNTAです!
普段、人にゴルフを教えるという機会はあまりないかもしれませんね。ましてや、女性にゴルフを教えることはもっとありません。
でも、最近ではゴルフ練習場デートをするカップルが増えてきているのをご存知でしたか?
そんな、彼女や意中の女性とのゴルフの打ちっ放しデートで彼女にゴルフを教えるコツを今日は特別に伝授しましょう!
女性にゴルフを教える上で覚えておきたい男女の違いは?
まず、多くの人が女性にゴルフを教える上で知らないまま教えてしまっていることがあります。
それは、
“ゴルフは男女で教え方が異なる”
ということです。
初めに、女性にゴルフを教える上での男女の違いにいて覚えておかなければいけない注意点についてご紹介しましょう。
ゴルフをする上で最も注意したい男女の違いとは“筋力に差がある”ことと、“体が柔らかい”ということ。
特に筋力に関して直接的に関係してくるのが“男性に比べて女性は握力が弱い”という点です。
この握力の差は女性にゴルフを教えていく上では特に重要となってくるので覚えておきましょう!
ゴルフクラブは何から練習すればいい?
まず、ゴルフを教える前にクラブは何番から練習を始めれば良いでしょうか?
これは、初心者なら男女関係なく“7番アイアン”から練習させるようにしましょう。
「ドライバーで飛ばしたい!」という気持ちもわかりますが、初心者がドライバーをうまく打てるということはまずありません。
初心者の練習に7番アイアンが適しているのは“ドライバーからアプローチウェッジ(サンドウェッジ)までの中間の長さのクラブだから”です。
ゴルフでは、クラブの長さによってボールの置く位置も変わってきます。
その点で、7番アイアンは中間の長さであり、最も中心に球をおいて構えます。
中間の長さのクラブから練習することで、基本的なスイングを身につけて長いクラブにも短いクラブにも対応できるのですね!
ゴルフ初心者の女性の教え方のポイントは?
さて、教える準備はできましたか?
先に触れておくと、初心者の女性はゴルフクラブを振るとき、以下のような問題が発生しやすい傾向があります。
- 肩が回りすぎる問題
- オーバースイングになる問題
- テイクバックでスウェー(体が流れる)する問題
これらは全て、“コックができない(手首を上手く使えていない)ことが原因”です。
そして、男女に共通したことですが、初心者は手上げ手打ちになってしまうことも多いですね!
これも正しくコックが使えていないことが原因です。
なので、初心者の女性にはまず、“コックを正しく使えるように教えていくことが大切”です。
そこで、初心者の女性に正しいゴルフスイングを教える上では以下の3つのことに沿って教えていきます。
- グリップの握り方
- 正しいアドレスの構え方
- 注意すべきスイングのポイント
これを上から順番に教えていくことが基本になるので覚えておきましょう!
握り方は男女で違う?女性のグリップの握り方
まず、女性にグリップの握り方を教えるときは、“フックグリップに握る”ことを教えましょう。
これは、女性は筋力が男性に比べて弱く、クラブフェースを返す動きができないためです。
フックグリップに握ることで腕が返しやすい形を最初から作ってあげることが大切となってきます。
まず左手から握らせます。
左手を通常よりも上から被せるようにして握るようにしましょう。
その握り方の向きに合わせて右手を被せるように握らせます。
右が男性の基本的なグリップで左が女性に教える時のグリップの握り方です。
フックグリップで握れば
フェースをターンしやすい!
グリップについてはもう1つポイントがあります。
男性にグリップの握りを教えるときは力を抜いて握るように教えますが、女性にグリップを握らせる時は、“しっかり力を入れて握る”ように教えましょう。
女性は握力がないので力を抜いて握ってしまうとコックをうまく使えなくなってしまうため、しっかりコックを使えるようにしっかり握らせることがポイントです。
「ギュッと握って!」の一言を忘れないようにしましょうね!
アドレスでもコックを使いやすい形を作る
女性に教えるときは、アドレスにおいてもコックを最大限にしやすくするように教えましょう。
コックの使いやすいアドレスの構え方とは、“両肘が突っ張っていること”が大切です。
初心者の多くは肘の関節の向きを内向きに構えてしまい、緩んだアドレスになってしまいます。
コックもそうですが、これではバックスイングの時、肩がしっかり回らない原因にもなります。
ポイントは、“肘の関節が正面から見えるように両ひじをつっぱらせること”です。
肘の関節が内側を向くと肘が緩んでしまう
肘の関節が正面からしっかり見えるように構えさせる
こうすればコックがしやすいアドレスになります!
ここで注意したいことが、”肘をつっぱらせるとハンドアップで構えてしまいやすい”ということ。
ハンドアップはコックを使う上では大敵です。
肘をつっぱらせた時、ハンドアップにならないように注意してみてあげましょう!
肘を突っ張らせるとハンドアップになりやすい
ハンドアップのままクラブをあげるとコックを使えないので手首の角度がない
腕・手首・クラブで角度が付くように構える
そうすればコックを使ってクラブを上げられる!
スイングでもコックに注意!
スイングでは先述した通り、以下の点を注意していきます。
- 肩が回りすぎる問題
- オーバースイングになる問題
- テイクバックでスウェー(体が流れる)する問題
この3つは全て、コックが使えていない“ノーコック”の状態でクラブを振ってしまうことで起きてしまう問題です。
女性は肩が回りすぎる!
女性は、男性に比べ、体が柔らかい分、“バックスイングで肩が回りすぎる”ということがあります。
よく、練習場で男性が女性に教えている光景を目にすると「肩をしっかり回して!」と教えている人がいますが、“バックスイングでの肩の角度は90度まで”が正解。
回らなすぎも問題ですが、回しすぎも良くないのです。
これでは回しすぎ…
肩の角度はアドレスから90度が正解!
ノーコックはオーバースイングの原因?
ノーコックでバックスイングしてしまうと、筋力のない女性は”トップでクラブを止めることができずにオーバースイングになる”ということがあります。
しっかりコックをすることで、肘が伸び、クラブをトップで支えることができるのです!
ノーコックだと肘が曲がってしまいクラブの重さに耐えられずトップで止めれない
コックをちゃんと使えば肘が伸び、トップでクラブを支えられる!
体がスウェーしてしまうのもノーコックだから
コックができていないとバックスイングで”体がスウェーしてしまう”原因となります。
これは、腕を伸ばして腕を上げようとするとき、筋力が弱い女性はクラブにつられて体まで一緒について行ってしまうことが原因。
コックを使えていれば、クラブに体がつられることがないのでスウェーしません!
ノーコックだとクラブにつられて体がスウェーしてしまう…
コックが使えて手首に角度が付いていればクラブにつられて体がスウェーしない!
ちなみに、女性でどうしてもスウェーしてしまうという場合、クラブを腰に添えてバックスイングをあげる練習をするとスウェー防止になります。
腰にクラブを添え…
当たらないようにバックスイング!
初心者の女性はノーコックにならないことが大切
いかがでしたか?
初心者の女性にゴルフを教えてあげるときは、球に当たるようにしてあげることが大切です。
めいいっぱい振っても球に当たらなければ楽しくありません。
逆に、めいいっぱい降らなくてもちゃんとボールにヒットすると楽しいものなのです。
女性にゴルフを教えるときは、
“フェースの返しやすいグリップの握り方”
“コックの使いやすいアドレスの構え”
“クラブを支えることのできるスイング”
この3つのポイントを押さえて教えてあげましょう!
ゴルフが上手いだけでなく、教えるのも上手いと彼女からの評価も上がりますよ!
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