ゴルフ雑誌やゴルフレッスン書でよく聞く合言葉のような”体の正面で打つ”というゴルフ用語。
ですが、「インパクトの瞬間って下半身と上半身が捻れてるから体の正面ってなくない?」という疑問の声を目にしました。
そこで今回はゴルフの体の正面で打つの“正面”ってどこのこと?という疑問にお答えしていきたいと思います。
ゴルフで体の正面で打つとは?
ゴルフアディクターの皆さん!ようこそ!BUNTAです!
あなたは体の正面で打つというレッスンを聞いて、「ほうほう…」と思いつつ実際にこの正面について答えることができますか?
ヒントを出すとすると体の正面とは、
“点ではなく範囲のことを指します”
こうすると少しピンッとくるのではないでしょうか?
体の正面で打つという表現は“打つ”という点を指す言葉なのでピンポイントの瞬間があるように感じる方が多いはず…
ですが、ゴルフで言う体の正面で打つとは、「ここからここの範囲内でインパクトを迎えていればいいですよ〜!」という意味なのです。
範囲以外にも幅という表現でも分かりやすいかも知れませんね!(表現って難しい!)
では、この体の正面の“正面の範囲”について簡単に説明させていただきますね!
インパクトの瞬間の体の正面ってどこのこと?
「体の正面で打つとは、範囲のことである」と、お話ししました。
では、インパクトの瞬間の体の正面とは“どこからどこの範囲のことか”ということです。
インパクトの瞬間の体の正面…それは、
“アドレスを0度と考えて肩は左に15度、腰は左に30度までの範囲のこと”
「難しいじゃないか!」と、思ったかも知れませんが、文章よりも画像で見る方が分かりやすいと思いますので下の画像を見てみましょう!
この範囲内でインパクトを迎えていれば体の正面で打てているということになります。
ではなぜ体の正面がこの範囲のことを示すようになったのかということです。
これは「これよりも開いた状態でインパクトしてはいけないよ〜」ということ。
これはどういう意味か解説していきましょう!
なぜ体の正面という表現になった?
そもそもなぜこの“体の正面”はこのようなややこしい表現になったのでしょうか?
これはインパクトの瞬間に肩が開いてフェースが開いた状態でインパクトをするのを防ぐ“振り遅れ防止のために正面という表現が使われている”と言われています。
つまり、体が閉じて当たっている人に体の正面で打ちましょうという表現はしないのですね。
肩や腰が開く人に対して正面と表現することでインパクトをするとき、腕とヘッドが体を追い越してクラブフェースがしっかりターンしてクラブを振ることができるようになるということですね!(先人の知恵ってすごい!)
右へのミスが多い人は体の正面を意識する!
いかがでしたか?
ゴルフ用語も色々と言い回しを工夫して今の表現までたどり着いているのですね!
特に右へのミスが多い人は体の正面を意識することで振り遅れを回避することができるので意識して練習してみてもいいかも知れませんね!
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