ゴルフのプレー中にグリーン上でアドレス後にボールが動いてしまう原因は主に3つあると言われています。
その3つとは、うっかり自分で動かしてしまった場合、風などの自然の力で動いてしまった場合、そして動物や突然飛んできた何かに動かされた場合です。
それぞれボールが動いてしまった原因は全く違いますが、それぞれのケースではその後、どのような処置をするのが正しいのでしょうか?
今回は、そんなグリーン上でアドレス後にボールが動いてしまった場合に関するペナルティや処置方法についてご紹介させていただきますね!
Contents
ゴルフの新ルールでパターでアドレス後にボールが動いた場合は?
GACライターのBUNTAです。
グリーン上、パターでアドレスした後に球が動いてしまった…、あなたはそんな経験ありませんか?
現在のルール(2019年1月改正)ではアドレス後に何かしらの理由でグリーン上で偶然ボールが動いてしまった場合は無罰です。
以前までならばアドレス後にボールが動いた場合はグリーン上であってもペナルティの対象でした。ですが2019年のルール改正でグリーン上でボールが動いた場合はその動いた原因が故意的なものでなかった場合は罰則が課せられなくなりました。
しかし、偶然であってもボールが動いた状況というのは人それぞれ違うでしょう。
それでは、その動いた原因ごとの処置方法はどうすれば良いのか、その原因ごとの処置方法を見ていきましょう。
グリーン上でアドレス後にボールが動いた場合の処置方法
パターのアドレス後にボールが動いてしまう原因として考えられる要因としては、
- 自分(うっかりクラブが当たってしまった、自分の携帯品が落ちて当たってしまった場合など)
- 自然の力(風や水の力、または動いた理由がわからない場合など)
- 外的要因(動物や風で飛んできた小枝や葉っぱなど)
ちなみに、他にも自分には自らのキャディー、外的要因には他のプレーヤーも含まれますが、パターのアドレス時に考えられる要因はこんなところではないでしょうか?(マッチプレーの場合はマッチプレーの相手も含まれます)
自分が原因でボールが動いた場合
グリーン上で、アドレス後にうっかりクラブが当たってしまった場合や自分の携帯品(帽子やサングラスなど)が落ちてボールに当たってしまって球が動いたなど、自分が偶然ボールを動かしてしまった場合は無罰でそのボールを転がる前の元の位置(または元あったとされる位置)にリプレースしなければいけません。
もし自分が原因で動いたボールを元の位置に戻さずプレーした場合は2打罰となります。
また、プレーヤー本人が故意にアドレス後にボールを動かしてしまった場合(例えばボールに描かれたラインの向きを変えるためにマークせずボールに触れてしまったなど)は1打罰が科せられます。
自然の力によって球が動いた場合
グリーン上で、アドレス後に風や水(雨や流水)によって球が動いたなど、自然の力が原因で球が動いてしまった場合は無罰でそのボールを転がる前の元の位置(または元あったとされる位置)にリプレースしなければいけません。
また、ボールが動いた原因がわからない場合、例えば、傾斜やディボットが原因で球が動いた可能性がある場合も動いた要因はこの自然の力が当てはまります。
もし自然の力によって動いたボールを元の位置に戻さずプレーした場合は2打罰となります。
外的要因によって球が動いた場合
グリーン上で、アドレス後に動物や風で飛んできた小枝や葉っぱなどによって球が動いたなど、外的要因によって球が動かされた場合は無罰でそのボールを転がる前の元の位置(または元あったとされる位置)にリプレースしなければいけません。
もし外的要因によって動いたボールを元の位置に戻さずプレーした場合は2打罰となります。
グリーン上でパターのアドレス後に球が動いてしまった場合のまとめ
いかがでしたか?
最後に、アドレス後に球が動いてしまった場合のまとめを見ておきましょう。
グリーン上でパターのアドレス後に球が動いてしまった場合は、故意でなければ無罰です。そして、動いてしまったボールはそのボールを転がる前の元の位置(または元あったとされる位置)にリプレースしなければいけません。
もしこれを元に戻さずプレーしてしまった場合は2打罰が科せられるので注意しましょう!
・
・
・
Golf Addict Club by GOLF GUTSでは質問やご要望等も受け付けています。
ゴルフのことでこれ気になる!という方は、メッセージフォームから受け付けておりますのでご質問、ご要望等お待ちしております!
最新情報は公式ツイッターをフォローしてチェック!
Golf Addict Club公式ツイッターはこちら▽