全米プロゴルフ選手権2020賞金配分一覧 優勝賞金2億円は誰の手に?

今年最初のメジャー大会、全米プロゴルフ選手権は一時はトップに7人が並ぶ大混戦の試合展開となった。その大混戦を制したのは2019年にプロ転向したばかりの23歳の日系アメリカ人のコリン・モリカワがツアー3勝目、初のメジャータイトルを手にした。

トップと5打差の18位タイからスタートした松山英樹は通算−4の22位で自身30回目のメジャーを終えた。

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全米プロゴルフ選手権2020を制したのは日系アメリカ人のコリン・モリカワ

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8月6日〜9日にかけてカルフォルニア州TPCハーディングパーク(7234yd Par70)にて開催された全米プロゴルフ選手権、一時はトップに7人が並ぶ大混戦の試合展開は2019年にプロ転向し、ツアーデビューしたばかりの新星コリン・モリカワの優勝で幕を終えた。コリン・モリカワはこれでツアー3勝目、初のメジャータイトルを手にし、ワナメーカー・トロフィーと優勝賞金198万ドル(約2億1000万円)手にした。

試合の後半には7人による優勝を争う展開となった中、コリン・モリカワが14番のチップインバーディで一人抜け出し流れを掴むと、16番パー4をワンオンのイーグルとし一気に後続を引き離し最終日を64とスコアを6つ伸ばす圧巻のプレーでメジャー初タイトルを手にした。コリン・モリカワは元世界アマチュアランキング1位でプロデビューしておりプロゴルファー世界1位の称号も手にした。

日本人で予選突破を果たした松山英樹は後半、14番、15番、16番と3連続バーディと良い流れを作ったが最終ホールをダブルボギーとし通算-4の22位で全米プロを終えた。

2打差の2位には最終日を1位でスタートしたダスティン・ジョンソンとポール・ケーシー。今大会をポール・ケーシーが優勝していれば101年ぶりのイングランド勢の全米プロ優勝だったが惜しくもその栄光を逃した。

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全米プロゴルフ選手権2020賞金配分一覧

今年初のメジャー大会でありシーズン唯一のメジャー大会となった全米プロゴルフ選手権の賞金総額は1100万ドル(約11億6000万円)、優勝賞金は198万ドル(約2億1000万円)を手にしたのはコリン・モリカワ、2位のポール・ケーシーには118万8000ドル(約1億2500万円)が割り振られた。22位タイの松山英樹にはドル(円)が割り振れている。その他の賞金配分額の一覧は以下の通りである。

【関連記事】全米オープンゴルフ2020の最終結果と賞金配分一覧はこちら▽

日系の血が流れるコリン・モリカワの今後に期待

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メジャー初優勝を遂げたコリン・モリカワのメジャー出場は昨年の全米オープン以来の2試合目だった。昨年のプロ転向から22試合連続で予選を通過し、その記録は過去30年でタイガー・ウッズの25試合に次ぐ記録
を達成。またプロ6戦目のバラクーダ選手権で初優勝し、今年の7月に2勝目を挙げたばかりだった。

日系の血が流れ破竹の勢いでプロ1年目を突き進み続けるコリン・モリカワの今後に注目である。



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