ゴルフの2019年シーズンも大詰め、今年の女子ゴルフ界の主役は渋野日向子だろう。
2019年シーズンは国内4勝、海外ツアー1勝とルーキーイヤーにして5勝を挙げる圧巻の存在感。それに対して今季7勝で現在賞金ランキングトップの鈴木愛と賞金女王の行方は最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップにもつれることとなる。
渋野日向子の賞金女王の可能性と条件
GACライターのBUNTAです。
日本女子ツアー2019年シーズンの賞金女王の行方はシーズン最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップに。残り1戦で賞金女王の可能性が残されたのは鈴木愛、渋野日向子、申ジエの3人に絞られました。
渋野は女子ツアーでは史上初のルーキーイヤー賞金女王が掛かった大事な最終戦、渋野が賞金女王に輝くための条件はどうなっているのでしょうか?
渋野が賞金女王になるためには単独2位以上が最低条件
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは予選落ちのない30人の少ない選手で争うシーズン最終戦。優勝賞金は通常の配分とは異なり3000万円となります。
賞金ランクトップの鈴木との賞金差である1510万円差を埋めるには単独2位の賞金1740万円以上の成績が必要となります。もし、2位タイの選手がいた場合、その賞金配分は1470万円とわずかに届かなくなるため渋野が賞金女王に輝くには最終戦単独2位以上が必須条件です。
渋野が2019年シーズンの賞金女王になるためには優勝ならば鈴木が単独2位の場合、単独2位の場合は鈴木が単独10位以上、申ジエが優勝もしくは渋野と並んで2位タイ出会った場合は賞金女王は鈴木もしくは申ジエの手に渡ります。つまり、渋野が賞金女王になるためには単独2位以上が最低条件、優勝争いは必須です。
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今季7勝の鈴木と米韓賞金女王の申ジエを追う
三つ巴の戦いとなる賞金女王争いでは、渋野は現在賞金ランキング1位の鈴木愛と2位の申ジエと、“強敵”を越える必要があります。2017年の賞金女王の鈴木愛は今シーズン7勝、さらにはエリエール以前では三週連続優勝と猛追をして同ランクトップに躍り出ている。
さらには2位の申ジエはメジャー2勝の経験と韓国ツアーでは2度、アメリカツアーでも1度賞金女王に輝いていて過去参戦したツアーで賞金女王に輝いていないのは日本ツアーのみと念願の玉座を狙っています。
渋野はというと、ルーキーイヤーにして海外メジャーを含む5勝、シーズン中盤には連続オーバーパーなしの国内新記録も打ち立てるなど両者に劣らない成績で今シーズン最終戦を迎えます。
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップでは単独2位以上が必須
最終戦を残して渋野と鈴木との差は約1500万円、申ジエとの差はなんと約10万円となんとも見ごたえのある展開となりました。
鈴木が優勝もしくは単独2位以上なら無条件で鈴木の賞金女王が確定するが、今年は波乱の一年となった女子ツアー、面白い展開が期待できるのではないでしょうか?
今週は注目の一戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップから目が離せない週末となるでしょう。
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