全英女子オープンを優勝したことで一気にその名が知られた渋野日向子が日本の国内女子の連続オーバーパーなしの記録を更新したことも話題に新しいですね。
ちなみにこの連続オーバーパーなしの記録、世界記録はどのくらいの記録なのでしょう。このまま渋野は世界記録まで塗り替えるという可能性はあるのでしょうか?
ゴルフの連続オーバーパーなしの世界記録は?
Embed from Getty Images GACライターのBUNTAです。 国内の女子ゴルフツアーの連続オーバーパーなしの記録を渋野日向子が「29」ラウンドと更新したことが話題となっていますね。 安定してオーバーパーを打たないゴルフをするのは至難の業。これはまさに渋野の実力が目に見えて現れている証拠であると言えるでしょう。 早速ですが、今回はそんなゴルフの連続オーバーパーの記録についてご紹介していきますね。
連続オーバーパーなし記録とは
ゴルフのレギュラーツアートーナメントにおいて出場した試合でオーバーパーを打たなかった、つまりアンダーパーで回り続けた記録のことです。(イーブンパーもその数に含まれる) その特定のツアートーナメントにおいての記録が残されるため、他のツアートーナメントでの記録は含まれない。そのため、渋野の記録したAIG全英女子オープンで渋野は4日間ともアンダーパーであったがその記録は加算されていません。
これまでの連続オーバーパーなしの日本記録
国内女子の連続オーバーパーなしのこれまでの日本記録はアン・ソンジュ(韓国)が記録した2013年の6月から9月にかけて記録した「28」でした。 ところでこの連続オーバーパーなしの記録、国内男子ツアーの記録はというと、実は国内男子ツアーでは連続オーバーパーなしの記録は残していません。つまり、実質渋野の記録が日本記録ということとなるのです。
連続オーバーパーなしの世界記録はタイガーウッズの52
ではこの連続オーバーパーなしの記録、世界ではどうでしょう? 連続オーバーパーなしの世界記録はタイガーウッズが2000年の5月のGTEパイロンネルソンクラシックから翌年の1月のフェニックスオープンまでの14試合で樹立した「52」が世界記録です。 52試合連続と聞くと、少し現実味のない数字ですよね。さすがはタイガーウッズです。
ゴルフの連続アンダーパー世界記録は?
ここで面白い記録データを見つけたのでご紹介しておきましょう。
渋野の連続オーバーパーなしの記録はイーブンパーで回ったラウンドも含まれています。では、似たような記録で“連続アンダーパー記録”についてはどのような記録となっているのでしょうか?
連続アンダーパー記録の国内女子ツアーの最高記録は横峯さくらとイ・ボミが記録した「19」が日本記録。ただし、正式な記録を挙げるとするとアニカ・ソレンスタムが招待された試合での来日時のみのラウンドでの「22」が正式な記録とも言えるでしょう。
この連続アンダーパーの日本男子記録は正式な記録では残っていませんが、ジャンボ尾崎の「16」が男子の記録として濃厚でしょう。ちなみにジャンボはこの連続アンダーパーの「16」という記録は2回出しているというのだから驚きです。
この記録の米男子の記録はティム・ペトロベックの「26」の連続記録を持っていますが、実はこれは世界記録ではないのです。連続アンダーパーの世界記録保持者はこの記録の日本記録も持つアニカ・ソレンスタムとリディア・コーの「29」なんだそう。
世界にはなんとも恐ろしい記録の持ち主がいるものですね…。
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