PGAツアー2019-20シーズンのプレーオフ第２戦BMW選手権が現地時間２７日〜３０日にかけてイリノイ州オリンピア・フィールズCC(7366yd Par70)で開催された。
シーズン残り２戦となったこの大会、３打差６位から出たジョン・ラームがボギーなしの６バーディを奪い「６４」をマークし、首位タイでスタートしたダスティン・ジョンソンと通算４アンダーで並びプレーオフに突入。１ホール目で２０m強のバーディーパットを沈め破りFedExポイントランキング１位を下し優勝を果たした。
首位タイでスタートし３シーズンぶりの優勝を狙った松山英樹は３バーディ２ボギーの「６９」とし通算２アンダーの３位タイでフィニッシュした。
BMW選手権２０２０の賞金配分とFedExポイントランキング
７月のメモリアルトーナメントに続く今季２勝目、ツアー通算５勝目をあげたジョン・ラームはこの優勝でFedExポイントランキングも２位に急浮上。惜しくもプレーオフで敗れ２位で終わったダスティン・ジョンソンは２週連続の優勝こそ逃したものの初の年間王者へポイントランキング１位をキープし最終戦、ツアー選手権に挑むこととなる。
先週のザ・ノーザントラストを終えた時点で同ランキング１８位だった松山英樹はこの３位フィニッシュで順位を上げ１０位で最終戦に挑む。
BMW選手権の賞金配分とポイントランキングは以下の通りである。
なお、最終戦ツアー選手権に出場できるのはBMW選手権を終えた時点でFedExポイントランキング上位３０名の選手であり、昨年のスコアシステムの変更により最終戦はBMW選手権を終えた時点での同ポイントランキングに従ってスタート時点でのスコアにハンディをつける方法で行われる。
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松山は７年連続の最終戦ツアー選手権への出場
松山のツアー選手権への出場は初出場から７年連続での出場となり、この記録は同じく７年連続出場を果たしたパトリック・リードと並び記録を更新し続けている。
FedExポイントランキング１０位で迎える松山は、初の年間王者奪取へ首位ダスティン・ジョンソンを４打差の６アンダーからツアー選手権の初日をスタートする。
BMW選手権で復活の兆しを見せた松山の年間王者に期待が掛かる。
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